子どもへの接種に対する反対運動は欧米でも続いている。米国では医師や法律家、研究者で作る団体「STOP THE SHOT」などを中心に、接種義務化に反対する動きが活発化している。今年1月の集会では全米1万7000人もの医療関係者が、子どもへの接種に反対する声明に署名したことが明らかにされた。医師グループは「ワクチン接種が健康な子供たちの心臓、脳、生殖機能、そして免疫に取り返しのつかないダメージを与える」と警告している。
一方ワクチンの「有効性」についても疑問の声が上がっている。ある研究者は「免疫の機能は個人差が大きく、ワクチンの有効性が90%を超えることなどあり得ません」と語る。英国医師会が発行する雑誌『British Medical Journal』は「有効性」を示す研究や論文が、ファイザーの資金と研究者によって行われたことを指摘、隠されているデータを「今すぐに明らかにすべき」との論文を掲げた。英国ではワクチンが女性の生理などに与える影響などが問題となっている。
そのファウチ所長は著名な医学雑誌『New England Journal of Medicine』にウイルスとワクチンの「イタチごっこ」に終止符を打つため、「ユニバーサル・ワクチン(万能ワクチン)」を開発すべきだとの論文を寄せた。ファウチ所長が描く「万能ワクチン」は妊婦にも「安全」で「変異」に強く、すべてのコロナウイルスに効果があるワクチンである。米国ではすでにカリフォルニア工科大学で動物実験が始まっているほか、日本でも医療基盤・健康・栄養研究所やNECなどが研究を開始した。
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