ロシアが日本の制裁に対する報復措置として日本の衆院議員計384人のロシア入国を禁止したことが中国でも報じられ注目されている。

中国国営新華社通信は、ロシア外務省が15日の声明で、日本の衆院議員計384人のロシア入国を14日から禁止したと発表したこと、日本政府が今年4月にロシア下院議員に科した制裁への報復であること、ウクライナ侵攻を受けて「（対象議員は）非友好的で反ロシア的な立場をとり、わが国への根拠のない批判をした」としていること、公表された名簿には自民党の麻生太郎副総裁（元首相）や菅義偉前首相、木原誠二官房副長官らが含まれることを伝えた。

これについて、中国のネットユーザーからは「岸田首相は？」「5月にすでに入国禁止にしている」「効果あるの？」「招かれても行かないでしょ」「大事なのは態度を示すこと」「当然の対応だな」「もっと厳しくてもいい」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）