福州市発の「中欧班列」が運行開始

CRI online    2022年7月16日(土) 5時30分

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中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」の一環として、福建省福州市を起点とする「閩都号」の一番列車が15日、福州市江陰港駅を出発しました。

中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」の一環として、福建省福州市を起点とする「閩都号」の一番列車が15日、福州市江陰港駅を出発しました。同列車は新疆ウイグル自治区の阿拉山口口岸(通関地)を経由して、16日をかけてロシア・モスクワ市のベラルースキー駅に到着する予定です。

「閩都号」の一番列車は40フィートコンテナ50個と、乳幼児用品を詰めた20フィートコンテナ100個を輸送します。貨物重量は455トン、貨物価額は240万元(約2億5000万円)です。運行距離は約9900キロ、モスクワに到着するまでの日数は海運より20日近く短い16日間です。

列車の円滑な運行を確保するため、鉄道部門と税関部門は「優先通路」として鉄道保税モデルを導入しました。同モデルでは、税関は鉄道積荷明細書の電子データを確認、審査、照合することで鉄道列車に積載された輸出入貨物の保税輸送の監督と管理をします。利用企業が通関手続きを別途申告する必要がないため、貨物は迅速に通関できます。

福州市からの「中欧班列」の運行開始は、「海上シルクロード」の中心エリアがアジアと欧州を結ぶ陸路物流に加わることで、「一帯一路」建設に全面的に融合することになると評価されています。(提供/CRI

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