ロマンス職人のチャン・ハン、ラブコメ「麗らかなキミにときめいて!」でキュートな魅力が爆発

Record China    2022年7月15日(金) 22時30分

拡大

「麗らかなキミにときめいて!」のDVDリリースを記念して、チャン・ハンのインタビューが到着した。(c)2021 Wuhan Golden Media&Culture Co.,Ltd

(1 / 2 枚)

「シンデレラの法則」「お昼12時のシンデレラ」のチャン・ハンがロマンス職人の本領を発揮した大人ロマンチックなシンデレラ・ラブコメディー「麗(うら)らかなキミにときめいて!~Sunshine of My Life~」。

その他の写真

ファッションデザイナーを夢見るヒロイン、モー・フェイ(シュー・ルー)と運命の糸で結ばれるアパレル企業の社長タン・ミンシュエンを演じるのは、日本でも大人気のチャン・ハン。これまでクールな御曹司役で女性をとりこにしてきたが、今回はワーカホリックな仮面の裏にお茶目な一面を秘めたエリート社長役で、いまだかつてないキュートな魅力を爆発させている。本作のDVDリリースを記念して、チャン・ハンのインタビューが到着した。

■最初に脚本を読んだ時、タン・ミンシュエンのどんなところに魅力を感じましたか?

思慮深くて先見の明があって、何事も思い切って行動に移すところですね。彼はアパレル企業の経営者として、会社の発展を考えると同時に、中国伝統の服飾文化を継承して広めることを自分の使命と考えています。このように中国文化の普及のために取り組むタン・ミンシュエンというキャラクターを演じられて光栄に思います。

■タン・ミンシュエンとモー・フェイとの恋は成就するまでに紆余曲折があります。そんな2人のラブストーリーについてどう思われますか? 

タン・ミンシュエンとモー・フェイは結ばれるべくして結ばれたと思います。2人には共通点がたくさんあります。どちらも自分の仕事に対して熱い愛情と頑張り抜く根気を持っていて、同じ目標と価値観を持っています。また、伝統工芸を推し出して中国ファッションを広めていこうという考え方も一致しています。2人は仕事の上ではお互いを支え合い、性格の上でもお互いを補い合う関係といえます。そして、モー・フェイのかわいらしく楽観的で情熱的な性格が、タン・ミンシュエンを癒し、いい影響を与えていきます。

■本作は中国における昨今のアパレル業界の発展、蘇州刺繍などの伝統工芸について描いています。このようなテーマについては、どう思われましたか?

このドラマは潑墨(訳注※墨を落としてぼかしながら描く水墨画の技法)、蘇州刺繍など多くの伝統工芸について描いています。これらは私にとって存在は知っていても詳しくは知らないものでしたが、クランクイン前にも撮影中にも多くを学ぶことになりました。ドラマの制作にあたっては実際にみんなで蘇州に足を運び、伝統技術を受け継ぐ工房で体験学習をしたのですが、これらの伝統技術や文化を後世に伝えていくことは大変価値のあることだと実感しました。

■タン・ミンシュエンは取っ替え引っ替えさまざまな衣装で登場し、どの服もとても似合っていました。そんな彼のファッションについては、どう思われましたか?

よく見ていただけるとわかると思うのですが、劇中でタン・ミンシュエンのファッションは彼の心境や成長に合わせて変化していきます。彼のスタイルはポロシャツにジャケットやデニムを合わせたものが多いですが、後半になって彼が「国潮」(訳注※中国文化の要素を取り入れたファッション。実際に近年の中国ファッション界ではZ世代を中心に大きなトレンドになっている)を広めようとするあたりからは、彼自身の服装にもこうした中国風の要素が意識して取り入れられるようになっていきます。また、最後の結婚式の衣装もタキシードと中国伝統の赤い婚礼衣装を組み合わせたデザインになっているなど、随所に工夫が凝らされています。

■ご自身はどんな服装を心がけていますか?ファッションにはどんなこだわりがありますか?

役を演じたりイベントに出席したりするといった仕事以外の日常生活では、ファッションはシンプルであること、快適であることを心がけています。特にこだわりはないですね。

■シュー・ルーさんとの初めての共演でしたが、カップルを演じた感想はいかがですか?

シュー・ルーさんは活発でポジティブなエネルギーのある女性ですね。現場に彼女がいるだけで楽しくなって、撮影の雰囲気はとても良くなります。また、プロフェッショナルな役者さんでもあり、一つ一つのシーンに真剣に取り組んでいました。彼女とは息の合った演技ができたと思います。

■「2度目のロマンス」に続くホァン・ティエンレン監督作への出演でしたが、今回、特に印象に残っている出来事があれば教えてください。

ホァン監督とまた一緒にお仕事ができたことはとてもうれしいことでした。パリにロケに行った時はとても寒くなっていて、夜のシーンの撮影では雨まで降ってきて大変でしたが、そんな中、監督がずっと現場で指示を飛ばしてやり取りする姿はとてもプロフェッショナルで気合が入っていて、感銘を受けました。

■撮影中に起こったハプニングや忘れられない出来事があれば教えてください。

蘇州刺繍の精巧な技術に驚き感動したことです。このドラマは上海、パリのほか、蘇州も重要なロケ地の一つでした。私たちは蘇州古典園林(訳注※世界遺産に登録されている蘇州市にある歴史的な庭園の総称)で撮影し、蘇州刺繍の制作過程を身をもって体験しました。そうした環境だったからこそ、中国四大刺繍の一つである蘇州刺繍が積み上げてきた歴史、芸術的な美しさもリアルに感じ取ることができました。

■日本の視聴者に本作のどんなところに注目して見てもらいたいですか?

伝統文化を継承してアピールし、より多くの人に「国潮」を理解し好きになってもらおうとする唐明軒の行動は、現在、中国の若い世代が実際に行っていることです。このドラマを通してぜひ、中国の伝統工芸と服飾の美しさを感じていただければうれしいですし、東洋の美と文化をお届けできればうれしいです。

■最後に日本の皆さんにメッセージをお願いします。

このドラマ、そして、私の演じたタン・ミンシュエンのことを好きになってもらえたらうれしいです。このドラマを通して一緒に東洋文化の美を味わいましょう。

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携