南海仲裁裁判のいわゆる裁決は違法で無効=外交部

CRI online    2022年7月14日(木) 11時50分

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外交部の汪文斌報道官は13日、「南海仲裁裁判のいわゆる裁決は、『国連海洋法条約』を含む国際法に深刻に違反しており、違法かつ無効である」と述べました。

南海仲裁裁判のいわゆる裁決について、フィリピン外相と米国国務長官はこのほど、それぞれ声明を発表しました。これを受け、外交部の汪文斌報道官は13日、「南海仲裁裁判のいわゆる裁決は、『国連海洋法条約』を含む国際法に深刻に違反しており、違法かつ無効である。中国はこの裁決を受け入れず、認めず、この裁決に基づくいかなる主張や行動も受け入れない。これは、国際法治の実践の表れである」と強調しました。

汪報道官は「南海仲裁裁判における中国側の立場は、国際社会の幅広い理解と支持を得ている。違法な裁決の履行を旗印に中国の主権と権益を侵害しようとするいかなる行為も成功することはない。中国側は、必ず法に基づいて対応する」と述べました。

さらに、汪報道官は「米国は地域外の国であり、南海問題の歴史的経緯と客観的事実を顧みず、国際法に違反し、それを歪曲し、『南海の主権問題について立場を取らない』という公約に背き、地域内に不和を生じさせ、地域の平和と安定を破壊している。これは極めて無責任だ。米国側が南海における中国側の主権と権益を尊重し、南海でいざこざを起こすのをやめ、南海問題を利用して地域諸国の関係を刺激するのをやめるよう求める」と述べました。(提供/CRI

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