CRI online 2022年7月13日(水) 12時50分
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王毅外交部長がASEANとの関係深化を訴えました。
外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、王毅国務委員兼外交部長が11日、東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局を訪れて演説を行い、中国・ASEAN関係のさらなる深化、地域の平和と繁栄の促進について一連の主張と提案を行い、ASEAN事務局の役員と出席者から熱烈な反響を呼んだことを明らかにしました。
今年は、中国とASEANが「全面的戦略パートナーシップ」の構築をスタートする年です。汪報道官によりますと、王毅氏は演説で、「中国は引き続きASEANの中心的地位を支持し、アジアスタイルに基づいた意見の相違と矛盾の解決を推進し、開放発展戦略を堅持し、科学技術イノベーションにおける協力を堅持し、アジアの価値観を発揚し、地域協力とアジア復興の新たな一章を共に記していく」と話しました。
王毅氏はまた、いまアジアの前途をめぐり、「開かれた地域主義の堅持」と「冷戦思考を復活させ、地域経済を陣営化に導き、アジア太平洋の安全保障にNATO(北大西洋条約機構)的な考えを持ち込む」という二つの全く異なる方向があると指摘しました。
そのうえで、「中国が選んだのは、ASEANを含む域内諸国と共に、平和、発展、自主、包摂の理念に基づいて、開かれた地域主義の実践を堅持すると同時に、アジアの文明と実践から経験と知恵をくみ取り、開かれた地域主義に新しい中身を絶えず注入することだ。平和共存の理念、発展振興の目標、独立自主の原則、開放包摂の精神を一貫して堅持し、手を携えて平和、安寧、繁栄を実現した、美しく、友好的な共同の故郷を建設しなければならない」と強調したということです。
演説の後、王毅氏は台湾問題について記者の質問に答えました。王毅氏はその中で、「両岸は同じく『一つの中国』に属し、台湾は中国領土の一部である。両岸は長期にわたって政治的に対立しているが、中国の国家主権と領土保全は一度も分割されたことがない。これこそが台湾問題の本当の現状である」と指摘したということです。(提供/CRI)
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