王毅国務委員兼外交部長がこのほど、米国のブリンケン国務長官との会談で4つのリストを提出したことについて、外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、「今回提出したのは、昨年の天津での中米会談で中国側が提出した『米国側の誤った対中国政策と言動の訂正を要求するリスト』の内容と中国側が関心を持つ重点事項に基づいて更新された2つのリスト、中国側が関心を持つ中国関連法案リスト、そして、気候変動、公衆衛生、人文など8つの分野の中米協力リストという、4つのリストである」と紹介しました。

汪報道官は、「これらのリストは米国側に対して、抑圧行為をやめ、中国への内政干渉をやめ、中国の主権の安全と発展の利益を損なうことをやめるよう求める中国側の厳正な立場を改めて表明するものだ。それと同時に、米国側と相互尊重、平等・互恵を基礎に実務協力を展開したいという中国側の建設的な態度も表明している。米国側が中国側のリストを確実に、真剣に受け止め、バイデン大統領と米政府が行った約束を実際の行動に移すことを望んでいる」と述べました。（提供/CRI）