王毅国務委員兼外交部長は8日、インドネシアのバリ島で開催された20カ国・地域（G20）外相会合で、「各側は引き続き発展を優先分野として協力を強化していくべきだ」と述べました。

王外交部長は、「マクロ経済政策協調を強化し、世界経済の包容力のある回復と成長を推進する。世界の産業チェーン、サプライチェーンの安定を共に確保し、グローバルなインフレ圧力を緩和させる。多国間貿易体制を強化して、開放的で透明な、差別のない国際貿易環境をつくる。引き続き発展を優先して、貧困削減や新型コロナウイルス対策、インフラ整備、グリーン成長などの分野における協力を強化する必要がある」と強調しました。

今回の外相会合の期間中、王外交部長はロシア、インドネシア、インド、韓国、シンガポール、サウジアラビア、アルゼンチン、ドイツ、フランス、オランダ、スペイン、カナダ、オーストラリアなどの外相および欧州連合（提供/CRI）