人民網日本語版 2022年7月9日(土) 0時0分
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西寧野生動物園が7日に明らかにしたところによると、人工繁殖された雌のマヌルネコが生後1歳2カ月を迎えた。
西寧野生動物園が7日に明らかにしたところによると、人工繁殖された雌のマヌルネコが生後1歳2カ月を迎えた。これは中国による初のマヌルネコの人工繁殖の成功を宣言し、中国におけるマヌルネコ人工繁殖分野の空白を埋めた。このマヌルネコの体重は現在3.4キログラムで、飼育員が毎日決まった時間に新鮮な羊肉または牛肉を与えている。体の状況は良好だ。人民網が伝えた。
西寧野生動物園は中国で唯一マヌルネコを飼育・展示している動物園だ。園内で現在飼育されている5匹の高原亜種マヌルネコは、世界で5匹しかない飼育中の純血高原亜種マヌルネコだ。動物園のスタッフによると、マヌルネコは古いネコ科の動物として、免疫系が不健全だ。一般的なネコ科にとってそれほど危険ではないトキソプラズマだが、マヌルネコの子供の致死率は極めて高い。マヌルネコの繁殖はかつて、全世界を数十年悩ませた難題であり、中国ではさらに繁殖成功の先例がなかった。
今回の繁殖成功は西寧野生動物園の小型ネコ科の繁殖の基礎を固め、中国のマヌルネコ人工繁殖の空白を埋めた。また、中国のマヌルネコの人工繁殖活動およびハイイロネコなどの小型ネコ科の繁殖活動に貴重な経験を提供した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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