6日、台湾の男性ミュージシャンのジェイ・チョウ（周杰倫）が6年ぶりにリリースする最新アルバム「最偉大的作品」（最も偉大な作品）から、同名タイトル曲のMVを公開。中国の男性ピアニストのラン・ラン（郎朗）とのピアノ対決も話題を集めている。

今月15日にリリース予定の「最偉大的作品」は、ジェイ・チョウの通算15枚目となるニューアルバム。6日に解禁された同名タイトル曲のMVは、公開から5時間でYouTubeの再生回数が200万を突破、所属事務所の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の公式アカウントでも、同じく5時間で視聴回数が6000万を突破している。

同曲MVでは、ジェイ・チョウが時空の旅人となって1920年代のパリへタイムスリップ。約150年の歴史を持つ老舗百貨店サマリテーヌ（LA SAMARITAINE）を舞台に、画家のサルバドール・ダリ、クロード・モネや常玉（サンユー）といった芸術家たちと、特技のマジックを通じた交流がコミカルに描かれる。さらに、ピアニストのラン・ランも登場してジェイ・チョウとピアノ対決を繰り広げている。

ラン・ランは2013年リリースの「夢想啟動」のMVにも出演しており、ジェイ・チョウとタッグを組むのはこれが2回目。なお、今回のMVへの出演についてラン・ランは、ジェイ・チョウから5年前に構想を聞かされたことを明かしている。

ラン・ランの登場シーンでは、ピアノの天才2人の対決だけでなく、ラン・ランのビジュアルも注目の的に。ややふくよかになった印象のラン・ランについて、「自分をスリムに見せるため意図的に招いた」「ジェイ・チョウの下心が垣間見える」などと、ネットでは面白おかしくコメントする書き込みも話題になっている。(Mathilda)