Record China 2022年7月6日(水) 12時0分
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香港メディアの香港01は5日、「日本の若手選手が中国の美しい夢をあと少しで打ち破るところだった」と報じた。
ハンガリー・ブダペストで3日に行われた男子10メートル高飛び込み決勝で、日本の玉井陸斗(15)が488.00点で銀メダルを獲得した。日本人選手が銀メダルを獲得するのは史上初の快挙。世界選手権の個人表彰台は、2001年に寺内健が3メートル板飛び込みで銅メダルを獲得して以来となる。
香港01の記事は、中国飛び込みチームは金メダル13個独占という前例のない記録を残したとする一方、「注目すべきは日本の15歳・玉井陸斗だ。総合得点では一時中国勢を抑えて首位に立ち、もう少しのところで中国の『オール金』の夢を打ち破るところだった」とたたえ、玉井がこの結果に喜び、2024年のパリ五輪では金メダルを目指すと語ったことを紹介した。
同記事は玉井について、「日本の飛び込み界で寺内健以来、最も潜在力のある選手」と評価。「昨年、14歳で臨んだ東京五輪では決勝まで進み、7位入賞を果たした。それから1年後、彼は飛躍的に成長し、優勝争いに加わるようになった」とした。
さらに、4本目を終えた時点で玉井が首位に立っていたものの5本目のミスで一気に4位に転落したことについて、中国メディアの網易が「もし(玉井の)5本目にミスがなければ、中国勢が金メダルを獲得できたかどうか分からない」と報じていることを紹介した。(翻訳・編集/北田)
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