2022年度上半期に放送・配信された中国ドラマ作品について、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）での注目度をベースにした人気俳優ランキング「平均網播熱度トップ10」が公開された。

中国のエンタメデータバンク「酷雲互動」が公開したこのランキングは、今年6月末までに放送・配信された中国ドラマの中から、ウェイボーでタグ化された回数やシェア数、トレンドランキングの順位を集計したもの。同ランキングで今年上半期、最も注目度の高かった俳優に選ばれたのは、歌手で俳優のシャオ・ジャン（肖戦）。「男たちの勲章～栄光への旅立ち」（王牌部隊）と「余生、請多指教」の主演2作品で1位に輝いた。なお、「余生、請多指教」はエンタメデータ「Vlinkage」の人気指数で満点に近い9．35ポイントを記録している。

2位は「人世間」と「相逢時節」の2作品で主演を務めた俳優レイ・ジャーイン（雷佳音）。「人世間」は上半期にテレビ放送された中国ドラマの中で、平均視聴率2．8％と最高の数字をマークした。

3位は時代劇ドラマ「且試天下」、現代ドラマ「特戦栄耀」が話題になった俳優ヤン・ヤン（楊洋）。4位は「人世間」および「盛装」で上半期の視聴率トップ女優となったソン・ジア（宋佳）。5位は時代劇「尚食～美味なる恋は紫禁城で～」と民国期が舞台の「伝家」で注目を浴びた女優ウー・ジンイエン（呉謹言）だった。

6位以下には、「鏡・双城」と「暗夜行者」のリー・イーフォン（李易峰）、「人世間」と「幸福二重奏」のイン・タオ（殷桃）、「心居」と「山河月明」のウィリアム・フォン（馮紹峰）、「雪中悍刀行」と「警察栄誉」のチャン・ルオユン（張若昀）、「伝家」および「風起隴西」「親愛的小孩」のニエ・ユエン（聶遠）が続いている。(Mathilda)