日本のラーメンが値上げラッシュ、「安くてうまい」は過去に―華字メディア

Record China    2022年7月5日(火) 8時0分

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1日、日本華僑報網は日本のラーメンが「値上がりラッシュ」を迎えているとする記事を掲載した。

2022年7月1日、日本華僑報網は日本のラーメンが「値上がりラッシュ」を迎えているとする記事を掲載した。以下はその概要。

近ごろ、さまざまな要因の影響で、日本国内の物価が明らかに上昇した。生鮮食品の消費者物価指数は4カ月連続で前年の同月を上回り、小麦価格が上昇したことでパンや麺類、スイーツの価格も上がっている。

そして、国民食と言うべきラーメン業界でも新たな変化が起こり、一部の店舗が値上げに踏み切っている。輸入小麦をはじめ、玉ねぎ、醤油、みそ、卵、豚肉といったラーメンの原材料価格が軒並み高騰しており、北海道では庶民派として親しまれてきた旭川のラーメンが「1000円時代」に向かっていると現地メディアに報じられた。

値上げを強いられているラーメン店主は「100円上げても足りないが、ラーメンの価格はすでに天井にぶちあたっている。これ以上値上げすればお客さんが来なくなってしまう」と頭を抱えている。

このように、やむを得ず値上げするラーメン店がある一方で、一部では自ら進んで値上げをする店もある。ある店ではもともと1300円と高額だったラーメンが1600円になり、つけ麺に至っては2000円に達した。値上げの原因は原材料価格の上昇ではなく、ラーメンの品質をより高めるためのコストだという。

かつて、ラーメン店は「安くてうまい」の代名詞的存在とされてきたが、近ごろでは業界内で質にこだわって高級食材を使い、よりおいしいラーメンを作ろうという動きが一部で出てきた。ラーメン業界が多階層化、細分化の過渡期を迎えているのだ。1杯500円の庶民的なラーメンを食べたいという声とともに、1000円以上の高級ラーメンに舌鼓を打ちたいというニーズも満たされるようになりつつある。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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