人民網日本語版 2022年7月1日(金) 7時0分
拡大
中国が独自に研究開発した世界初の陸上商用小型原子炉「玲竜1号」の設置工事が、モデルプロジェクトとして急ピッチで進められている。
中国が独自に研究開発した世界初の陸上商用小型原子炉「玲竜1号」(ACP100)の設置工事が、モデルプロジェクトとして急ピッチで進められている。「玲竜1号」は、世界初の国際原子力機関(IAEA)の「包括的原子炉安全レビュー(GRSR)」をクリアした小型原子炉で、小型モジュール炉の技術の面で、中国が世界最先端を歩んでいることを示している。今年に入り、中国は原子力発電の分野で、ブレイクスルーを相次いで実現し、新技術と新設備を発表している。中央テレビ網が伝えた。
中核集団が10年以上かけて独自に研究開発し、独自の知的財産権を持つ「玲竜1号」は、一体型の加圧水型多目的小型モジュール原子炉(SMR)で、その出力は12.5万kW、完成後の発電量は年間10億kWhに達する見込みだ。
「玲竜1号」の建設工事は、2021年7月13日に、海南省昌江黎(リー)族自治県で始まった。建設周期は 58カ月で、2026年の完成を予定している。
中核集団は、「SMR技術には、小型化、モジュール化、一体化、受動的という特徴があり、安全性が高い。また、建造周期が短く、柔軟に計画できる。この種の原子炉は、海水の脱塩や地域への電気供給、工業への熱供給といったさまざまな用途に対応することができる」と説明している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
この記事のコメントを見る
Record Korea
2022/6/26
人民網日本語版
2022/6/24
Record China
2022/6/19
2022/6/18
2022/6/7
2022/5/22
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る