中南米諸国には中国と米国の間における立場選択を求めていないとする米当局者の発言に対し、外交部の趙立堅報道官は29日の定例記者会見で、「米国側が中国と米国の間における立場選択を要求しないという態度を実行に移すことを希望する。裏表があることをせず、中国を非難して泥を塗ったり、中国と中南米諸国の関係を挑発して引き離したり、中国と中南米諸国の協力を妨害したり、破壊したりしてはならない」と述べました。

報道によりますと、米ホワイトハウス国家安全保障会議の関係者はこのほど、「米国は中南米諸国に中国と米国の間における立場選択を求めておらず、中南米諸国には中ロではできない支援を行っている」と述べました。

趙報道官は記者の質問に対し、「中国は一貫して相互尊重、平等互恵、協力ウィンウィン、開放・包容の理念を堅持し、互いの需要と利益を尊重することを踏まえて、中南米・カリブ諸国と各分野の協力を展開し、いかなる政治的条件も付加せず、言ったことを実行し、誠心誠意双方の人民に実のある利益をもたらしている」と述べました。（提供/CRI）