人民網日本語版 2022年6月16日(木) 21時30分
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中国はこの10年間で博士号取得者60万人、修士号取得者650万人を育成してきた。
中国教育部は14日、オンラインで、第4回「教育のこの10年」、「1+1」シリーズ記者会見を開き、2012年に中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以降の大学院生教育改革と発展の成果を紹介した。澎湃新聞が伝えた。
この10年、中国の大学院生教育は、「4つの方向性」戦略・計画に緊密にサービスを提供し、学科・専攻の構造、人材育成の構造を継続的に整備し、中国全土の大学院生育成機関約800機関が経済、社会の発展の主戦場に、博士号取得者約60万人、修士号取得者約650万人を送り込み、共産党や国家の事業の発展に人材的下支えを提供してきた。
また、中国の特色ある学科、専攻の体系も一層整備されている。サイバーセキュリティー、集積回路科学・工学、国家安全学、中医学といった一級学科、専攻の学位も新設された。
さらに学際的学科の分野のメカニズム改革も進んでいる。200以上の学位授与機関が、人工知能やビッグデータ、新エネルギー、二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト・カーボンニュートラルをめぐる学際的学科ポイントを、独自に700ポイント以上設置してきた。また、エリアの配置も継続的に最適化されている。世界の重要な人材センターやイノベーションの重要拠点建設のために、北京や上海、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)の博士ポイントは、中国全土の27.6%を占めている。中国西部エリアの大開発戦略のために、的を絞った政策サポートを通して、西部エリアの博士号の学位を授与する権利を持つ高等教育機関が一般の学部大学に占める割合が、全国平均に達し、それをやや上回ることができるようバックアップしている。
学科・専攻の調整メカニズムは一層、柔軟性に富むようになり、学科・専攻目録調整周期が10年から5年に短縮された。また、ハイレベル大学32校に独自に学科・専攻を設置する権利が与えられた。この10年の間に、各機関が独自に設置した二級学科ポイントは約5000ポイントに達し、調整を通して1700以上の学位ポイントが撤廃された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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