中国で「潤学」がホットワードに、上海ロックダウンで議論活発化―英メディア

Record China    2022年6月16日(木) 9時0分

拡大

英BBCの中国語版サイトはこのほど、中国では上海での厳格なロックダウン(都市封鎖)を受けて「潤学」をめぐる議論が巻き起こっているとする記事を掲載した。写真は上海の若者。

英BBCの中国語版サイトはこのほど、中国では上海での厳格なロックダウン(都市封鎖)を受けて「潤学」をめぐる議論が巻き起こっているとする記事を掲載した。

中国語の「潤」は「しっとりした、潤いのある」という意味の言葉で、ピンイン(中国語のローマ字表記)は「run」。記事によると、英語の「run」と同じであることから最近では「海外へ脱出する、移住する」という意味でも使われるようになり、それに「学」を付けると「海外移住のノウハウ」を指す。

記事は、新型コロナウイルスの感染対策として2カ月以上に及んだ上海のロックダウンを受けて、インターネット上では中国人の間で「潤」や「潤学」をめぐる議論が活発になり、SNSでトレンド入りするなど、一夜にしてホットワードとなったと指摘。特に若い世代の間で、「内巻(閉鎖的な環境で内部の激しい競争に巻き込まれる状況)」や「躺平(寝そべる。あくせく働かずに精神的にゆとりのある生活を送る、低欲望などという意味)」に続く最新の流行語になっていると伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携