中国のイケメン俳優ヤン・ヤン（楊洋）（30）がアンチに勝訴したと、中国のエンタメ系メディアの網易娯楽がこのほど報じた。

記事によると、呂被告は微博（ウェイボー）アカウント「攻卡司」を通じて2019年12月19日から20年2月21日にかけて、ヤン・ヤンを侮辱・誹謗する内容の投稿を繰り返した。

被告は、投稿した内容は客観的事実に基づいて行った個人の陳述であり、そこに含まれる過激な発言は、原告のファンに対する反撃としてやむを得ず行ったもので、原告に対するものではなかったと弁解。さらに、スターは一般大衆の正常な評価に対して寛容であるべきだとも主張した。

裁判所は、被告の行為は原告に対する名誉毀損に当たるとし、被告に対し、ウェイボーアカウントのトップに原告への謝罪文を3日間固定することおよび経済損失に対する賠償と精神的苦痛に対する慰謝料として計3万元（60万円）の支払いを命じた。

ヤン・ヤンは、16歳でドラマ「紅楼夢」に出演しデビュー。美少年として注目され、15年のドラマ「旋風少女」や16年の「微微一笑很傾城」でブレークした。今年は時代劇「且試天下」と軍事ドラマ「特戦栄耀」に主演し、中国のエンタメデータ分析マーケティング会社Vlinkageがこのほど発表した2022年上半期の人気俳優トップ10で、3位に入った。（翻訳・編集/柳川）