画家「八大山人」の印章が初めて発見、国家1級文化財に認定―中国

人民網日本語版    2022年5月30日(月) 18時10分

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江西省文化・観光庁がこのほど発表した貴重な新規文化財約1万5000点(セット)のリストには、明代末期から清代初期の画家・八大山人の印章「雪衲」と「傳綮」が含まれている。

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江西省文化・観光庁がこのほど発表した貴重な新規文化財約1万5000点(セット)のリストには、明代末期から清代初期の画家・八大山人の印章「雪衲」と「傳綮」が含まれている。現在までに発見されている八大山人の実物の印章はこの2つだけとなっている。

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八大山人の通称は朱耷で、晩年に近くなってからの号が「八大山人」。江西省南昌の出身で、明朝の太祖・朱元璋の十七男・朱権の9世の孫だ。八大山人は、芸術界において、独特な功績を残しているため、国連教育科学文化機関(ユネスコ)によって「中国古代10大文化名人」の1人に認定されている。水墨画で名高く、特に花鳥画を得意としていた。

奉新県の文化財管理当局の責任者である許彬彬(シュー・ビンビン)さんによると、2つの印章はいずれも青田石で作られており、2018年に、同県の耕香庵遺跡で発見された。その後、中国国家文物局委員会が派遣した専門家グループの鑑定により、「雪衲」と「傳綮」の印章は、八大山人が使用していたものと分かり、国家1級文化財に認定された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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