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10日、受験競争の激しいインドでは、入試や模試のカンニング行為が問題化している。写真は中国のカンニンググッズ。
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2014年6月10日、新華網によると、受験競争の激しいインドでは、入試や模試のカンニング行為が問題化している。ある試験会場では生徒1600人が失格となり、不正行為に加担したとして保護者100人以上が警察に逮捕されたケースもあった。
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インドでは「大学入試で一生が決まる」とされ、受験競争は激しさを増している。北東部ビハール州では昨年3月、大規模なカンニング摘発事件が発生。大学入学資格試験に該当する一斉テストで、受験生が正解を外部から聞くためのイヤホンをつけたり、カンニングペーパーを回したり、保護者が教室の窓から解答を書いた紙飛行機を飛ばして入れたり、さまざまな不正行為が発覚した。事態を重くみたインドの試験管理部門は、不正行為にかかわったとして、受験生1600人を失格とし、保護者100人以上を逮捕した。
カンニング行為は違法ビジネスとしても成り立っている。大学試験や公務員試験の問題を盗んで売りさばく業者は、1度に100万ドル(約1億円)単位を稼ぐともされる。また、受験生のカンニングを指摘した試験官が逆恨みされて襲われる事件も発生。事態はエスカレートする一方だ。(翻訳・編集/AA)
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