anomado 2022年5月20日(金) 23時40分
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架空の世界で繰り広げられる覇者の座をめぐる争いと陰謀を描いた時代劇ドラマ「且試天下」。サブヒロインの「鳳栖梧」を演じたシュエン・ルーが、光った演技とキャラクターの好感度で大注目を浴びている。
17日に最終話が放送された、架空の世界で繰り広げられる覇者の座をめぐる争いと陰謀を描いた時代劇ドラマ「且試天下」(全45話)。馬への虐待や過去のドラマからの盗作疑惑、ヒロインの茶眉などに指摘が相次ぐ中、サブヒロインの「鳳栖梧」を演じたシュエン・ルー(宣[王路])が、光った演技とキャラクターの好感度で大注目を浴びている。
シュエン・ルーと言えば、大ヒットドラマ「陳情令」で主人公・魏無羨を常に大きな愛情で支える姉弟子を演じたことで人気と知名度が急上昇した女優。「且試天下」では、天下を取ろうとする七国の一つ、豊国唯一の女官で鳳氏一族の族長、鳳栖梧を演じている。
キャラクターで見る鳳栖梧は、赤い衣装が似合う凛とした美しい女性で、「武」においては馬に乗って森を駆け抜けたり、矢を射ったりする姿が鋭気に満ち、「文」においては優れた頭脳と弁舌で論戦を繰り広げ、主人公である豊国の太子・豊蘭息(ヤン・ヤン/楊洋)を秘かにサポートする才色兼備の女傑だ。
プライベートにおいては、豊蘭息に恋心を抱くが、告白を断られた後、すぐ執着を捨て豊蘭息のサポート役にシフトするさっぱりした性格の持ち主で、ヒロインである風国の皇女・白風夕(チャオ・ルースー/趙露思)と親交を深めるなど、「冷静さ」と「独自性」で公私ともに成功を収めていく人物だ。
文武両道で芯が強く、非の打ちどころがない鳳栖梧を、シュエン・ルーは「陳情令」以来磨き続けてきた厚みのある演技で熱演し、視聴者の関心を引き付けることに成功している。芸能界デビュー以来、時代劇への出演が多かったシュエン・ルーが、次の作品でどんな「顔」を見せてくれるのか。今後の活躍からますます目が離せない。(編集/RR)
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