2022年5月19日、韓国・SBSは「日本政府が韓国からの入国者を対象とした隔離措置を解除したことを受け、韓国内で日本旅行への関心が大きく高まっている」と伝えた。

日本政府はこのほど、韓国からの入国者に適用していた指定施設での3日間の待機措置を17日午前0時に解除すると発表した。3回目のワクチン接種を終えている人は、日本到着後の検疫当局の検査で陰性判定を受ければ隔離措置が免除される。

記事によると、これを受け韓国では日本行きの航空券の予約率と検索量が最大で5倍以上増加した。あるオンライン旅行サイトの16日の予約状況を見ると、1週間前と比較して大阪行きの航空券は400％、東京・成田行きの航空券は88％予約が増加したという。

韓国の旅行業界は「今後ビザなしでの入国が認められれば、実質的な日本旅行の需要が爆発する」と予想しているという。

記事は「19年のノージャパン（日本製品不買運動）以降に抑え込まれていた日本旅行需要と最近の円安現象が相まって、日本旅行に対するリベンジ需要が生まれた」と分析している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ノージャパンはどこへ？」「プライドはないのか。旅行先なら日本以外にいくらでもある」「日本に行って使ったお金が韓国を攻撃するための兵器生産に使われるかもしれないのに」「ノージャパンは口だけ。こんなことなら初めから不買運動なんてしなければよかった」「日本の経済を支える韓国人たち…」「ノージャパンを続けるべきだ」など批判的な声が多数寄せられている。（翻訳・編集/堂本）