日本の飲食店では、ハエは飛んでいなかった―中国ネット

Record China    2014年6月10日(火) 5時40分

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9日、中国のインターネット上に、日本に滞在経験のある中国人が、日本のサービスについて実体験を交えて分析した文章が掲載されている。写真は定刻通りの到着を示す電光掲示板。

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2014年6月9日、中国のインターネット上に、日本に滞在経験のある中国人が、日本のサービスについて実体験を交えて分析した文章が掲載されている。以下はその概要。

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日本に行って初めて、何がサービス業か、何が「お客様は神様」か、ということを身をもって体験した。日本人のサービス意識は素晴らしい。彼らの態度は謙虚で、無理に買わせようとしたり、客の顔色をうかがうようなことは絶対にしない。これは、日本人の教育の質の高さと、第3次産業の比重が高いことと関係があるのだと思う。教育されていない人材がサービス業に従事する中国とはまったくの別物と言っていい。

日本で受けるサービスとは、入店したときの「いらっしゃいませ」に始まり、店を出るときの「またお越しくださいませ」に終わる。たとえば、日本の飲食店はどこも清潔で気持ちが良い。私の印象では、ハエが飛んでいるのを見たことはなかった。店員は客が入店するとすぐに応対し、適切な準備をする。注文を取るときには、客を見下ろさないようにしゃがみ込むこともある。中国のレストランの環境は店によって異なるが、サービス態度の面では、殴りつけたいとは言わないまでも、決してほめられたものではないところがたくさんある。

日本で極めて良質なサービスを受けると同時に、私もサービスを提供する側に立ったことで、より深く日本のサービス業を理解できた。日本の有名航空会社で雑用の仕事をしたときに気付いたが、大きなところでは飛行機の発着の時間の正確さから、小さなところでは職員の細かい動作まで、まったく非の打ちどころがなかった。中国の航空会社のサービスは友人も鼻で笑うレベルで、発着の時間などは遅れるのが正常なほど。そして、職員の笑顔は最高の名刺だ。この点では、中国が歩まねばならない道のりは、まだ長い。(翻訳・編集/北田

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