人民網日本語版 2022年5月8日(日) 18時0分
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中国の21年の出稼ぎ労働者の平均年齢は41.7歳で、前年比0.3歳上昇した。
中国国家統計局は5日、2021年出稼ぎ労働者モニタリング調査報告を発表した。それによると、21年の出稼ぎ労働者の平均年齢は41.7歳で、前年比0.3歳上昇した。年齢構成を見ると、40歳以下の占める割合が同1.2ポイント(p)減の48.2%となった一方で、50歳以上が同0.9p増の27.3%になった。建設産業に従事する人は同0.7p増の19%だった。工人日報が伝えた。
注目されるのは、この5年間に出稼ぎ労働者の平均年齢が年を追うごとに上昇し、50歳以上の占める割合が上昇を続けたことだ。17年の平均年齢は39.7歳で、16年比0.7p上昇し、18年は40.2歳、19年は40,8歳、20年は41.4歳だった。17年の50歳以上の割合は21.3%で、16年比2.2p上昇し、18年は22.4%、19年は24.6%、20年は26.4%だった。
同報告によると、21年の全国の出稼ぎ労働者は前年比691万人増の2億9251万人となり、増加率は2.4%だった。
出稼ぎ労働者の従事する産業の分布を見ると、第二次産業が前年比0.5p上昇して48.6%を占めた。そのうち製造業は同0.2p減の27.1%、建設業は同0.7%増の19%。第三次産業は同0.6p減少して50.9%を占めた。
収入を見ると、出稼ぎ労働者の平均月収は前年比360元増の4432元(約8万6000円)に上り、増加率は8.8%だった。産業別に見ると、出稼ぎ労働者が集中する6大主要産業は平均月収が増加を続け、そのうち製造業は同412元増の4508元で、増加率は10.1%と最も高かった。建設業は同442元増の5141元で、増加率は9.4%だった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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