CRI online 2022年5月1日(日) 22時30分
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北京市衛生健康委員会によりますと、万一の際に集中隔離場所を適時提供できるように北京市は臨時病院を建設する準備を始めているということです。
4月30日に開かれた北京市の感染症対策に関する記者会見によりますと、4月22日以降、新型コロナウイルス感染者が報告されたエリアは市内の13区に拡大しているため、5月1日から4日まで、市内の飲食業者は、店内での飲食を中止し、デリバリーサービスに切り替えることを明らかにしました。
この中で、北京市疾病コントロールセンターの龐星火副主任は、「現在、4月22日以降、現地で確認された感染者107人のサンプルを分析した結果、市内に2つの独立した感染経路が存在することが示された。2つとも最近の北京以外の集団感染や、その他の省、市に波及したときのウイルスのシーケンスと完全に一致している」と発表しました。
現在、北京で発生している集団感染では、飲食店のスタッフや従業員の感染が多発しているため、大勢が同時に食事をすることが感染リスクをもたらすと見られています。北京市衛生健康委員会によりますと、万一の際に集中隔離場所を適時提供できるように北京市は臨時病院を建設する準備を始めているということです。
北京市衛生健康委員会の李昂副主任は、「今回は病床4000床が用意できるように改造作業を完了したが、今後も、大きな敷地で比較的大規模な臨時病院も急遽、計画・建設する予定だ。しかし、緊張する必要はない。実際のところ、北京の患者はそれほど多くはないが、未然に備える必要がある」と強調しました。(提供/CRI)
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