CRI online 2022年4月26日(火) 15時10分
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外交部の汪文斌報道官は25日、「中国は事実を顧みない米国側の理不尽な非難を拒否する。米国の背信的なやり方こそが、今の欧州の安全保障危機の根源だ」と指摘しました。
中ロ関係に関する米国務省報道官の発言について、外交部の汪文斌報道官は25日、「中国は事実を顧みない米国側の理不尽な非難を拒否する。米国の背信的なやり方こそが、今の欧州の安全保障危機の根源だ」と指摘しました。
米国務省の報道官はこのほど、中国は「安全保障の不可分性」の原則を含むロシアの主張を繰り返していると発言しました。
これについて汪報道官は、「米国はきちんと知識を補習すべきだ。『安全保障の不可分性』とは、ロシアの一国だけでなく、米国を含むNATO加盟国、幅広い欧州諸国および国際社会が普遍的に認め、受け入れている重要な原則だ」と述べたうえで、「『安全保障の不可分性』の原則はすでに1975年の『ヘルシンキ最終文書』、1990年の『新欧州のためのパリ憲章』、1997年の『ロシア・NATO基本文書』、1999年の『欧州安全保障憲章』などの重要文書に記載されており、米国はいずれもこれらの文書に署名している、或いはその参加者である」と指摘しました。
さらに汪報道官は、「歴史を忘れることは最大の裏切りであり、共通認識を否定することは深刻な結果をもたらす。米国のこのような背信的なやり方は、典型的な一国主義と歴史修正主義であり、今の欧州の安全保障危機をもたらした根源だ」との考えを示しました。(提供/CRI)
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