Record China 2022年4月25日(月) 8時20分
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安倍晋三元首相が米紙への寄稿で、中国による台湾侵攻時に米国が台湾防衛の意思を明確にすべきだと主張したことに対し、中国の在ロサンゼルス総領事は反発する文章を発表した。写真は台湾空軍を視察する蔡英文氏。
安倍晋三元首相が米紙ロサンゼルス・タイムズへの寄稿で、ウクライナ問題を引き合いに出し、中国による台湾侵攻時に米国が台湾防衛の意思を明確にすべきだと主張したことに対し、中国の張平(ジャン・ピン)在ロサンゼルス総領事は反発する文章を同紙で発表した。
在ロサンゼルス中国総領事館のホームページによると、張氏は「米国が台湾防衛の意思を明確にすべきだとする論文の著者(安倍氏)による無責任な発言は、大国間の対立をあおるだけで、中国は断固反対する」とした。
安倍氏がウクライナ問題を引き合いに出したことについては、「台湾とウクライナの問題を比較することはできない」とし、「台湾は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府だ。『一つの中国』原則は、中国と米国の外交関係樹立に関する共同コミュニケと中国と日本の国交正常化に関する共同声明のいずれにおいても明確に述べられている」などとした。(翻訳・編集/柳川)
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