人民網日本語版 2022年4月24日(日) 15時0分
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中国のホワイトカラーの6割以上が「平日も時間を見つけて読書をする」と答えた一方で、3割以上が「1年に本1冊も読まない」と答えた。
4月23日の「世界本の日(世界図書・著作権デー)」に合わせて、就職サイト・智聯招聘がこのほど発表した「2022ホワイトカラー読書行為調査研究報告」によると、中国のホワイトカラーの6割以上が「平日も時間を見つけて読書をする」と答えた一方で、3割以上が「1年に本1冊も読まない」と答えた。「年間15冊以上本を読んでいる」と回答したのはわずか11.6%にとどまった。中国新聞網が伝えた。
業界別に見ると、金融業界のホワイトカラーは読書が好きで、約20%が「年間15冊以上本を読んでいる」と回答した。ポスト別に見ると、読書を好んでいたのは運営、市場・広告・広報、総務・事務で、「年間15冊以上本を読んでいる」との回答がいずれも13%以上だった。
調査によると、ホワイトカラーの間で最も人気のジャンルは「文学・小説」で、回答者の半数以上が同ジャンルの書籍を好んでおり、2位の「歴史・文化」ジャンルと3位の「商業・経営」ジャンルの書籍を大きく上回っていた。
読書の習慣を見ると、ホワイトカラーの約8割が帰宅後に本を読んでいる。また、約45%が「紙媒体の本」を主に読んでいるものの、「00後」(2000年以降生まれ)は半数以上が電子書籍を主に読んでいた。
統計によると、ホワイトカラーの約8割が「読書の時間が少ない」と感じていた。その主な原因について、「ショート動画を見ているため」という回答は14.5%にとどまり、「仕事が忙しい」(61.1%)や「家庭の雑用や友達付き合いに忙しい」(50.9%)を大きく下回った。
ホワイトカラーの半数以上は、ショート動画を見る弊害について、「効率的に本を読み、できるだけ早く要点を掴みたくなる」と感じており、51.5%が「本を長い時間読むことができなくなる」、50.4%が「長い文や内容をじっくりと読めなくなる」と答えた。また、48.2%が「気軽な内容の本を好むようになり、重々しいテーマの本を読めなくなる」と答えた。
回答したホワイトカラーが薦める本トップ3は、余華の「活着」、路遥の「平凡的世界」、デール・カーネギーの「人を動かす」だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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