人気俳優ワン・イーボー（王一博）が新型コロナウイルスの感染拡大を目的としたロックダウンが行われている上海に支援物資を寄付していたことが分かり、ネット上で称賛の声が寄せられている。

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中国のエンタメメディア・捜狐娯楽などによると、上海市のボランティアの防疫スタッフが20日夜、「ワン・イーボーからの支援物資が到着した」と報告。届けられたのは防護服やマスク、消毒液など。物資が入った段ボール箱には「王一博寄贈」の文字が印字されていた。

物資が届けられた住民からはワン・イーボーへの感謝の言葉が次々と上がっているといい、あるユーザーは「こんな小さな小区（区切られた住宅地域）にまで気を配ってくれるなんて、本当に感動する」との声も出ているという。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では21日午前現在、「ワン・イーボーが上海に防疫物資を寄付」がトレンド入り。ネットユーザーからは「ワン・イーボーさんは本当に善良だ」「どうして彼はこんなに素晴らしいのか。心が温まった」「自分で宣言しないところがまたカッコいい」「プラスのエネルギーを放つ芸能人、ワン・イーボーいいぞ」といった声が上がった。

また、「この前は黙って募金していたことが8カ月後の明細で判明。そして今回は住民が物資を受け取って初めて分かった。本当に素晴らしい」との声も。ワン・イーボーは昨年7月の河南省の水害に300万元（約5800万円）を寄付していたことが、今年4月に公開された基金会の資料で初めて判明、黙って良いことをするという姿勢に称賛の声が続出していた。（翻訳・編集/北田）