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3日、米紙は南シナ海における中国の攻撃的な行動はタイミングを見計らっての計算づくのものだとの分析記事を掲載した。写真はサイパンのスーパーで売られているオバマ大統領の玩具。
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2014年6月3日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは南シナ海における中国の攻撃的な行動はタイミングを見計らっての計算づくのものだとの分析記事を掲載した。5日付で環球時報が伝えた。
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南シナ海における中国の攻撃的な行動は一貫性のない外交政策の結果だとみられてきた。中国外交では軍や他の省庁が独断的に行動することで、外交部のコントロールを離れた動きにつながることがしばしばあると考えられてきたからだ。しかし昨年末、習近平(シー・ジンピン)国家主席は国家安全委員会を創設し、権限を集中させた。とすると、今の南シナ海の混乱は習総書記のお墨付きを得ていることになる。
中国の挑発的な行動はベトナムの反中感情をかきたて同国の親中派を失脚させる結果をもたらした。フィリピンも南シナ海問題を国際仲裁裁判所に提訴している。一見して南シナ海での動きは中国に不利益をもたらしているように見える。
だが米国及びアジア諸国の政府高官、政策アナリストたちは中国の動きは計算ずくのものだと見ている。シリアやウクライナで軍事力を動員できなかったことを見て、オバマ大統領は弱腰で口先以上の行動はないと読み切ったのだ。(翻訳・編集/KT)
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