CRI online 2022年4月2日(土) 15時10分
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中国の宇宙貨物船「天舟2号」が3月31日、大気圏に再突入しました。
中国の宇宙貨物船「天舟2号」が3月31日、大気圏に再突入しました。機体の大部分が燃え尽き、少量の残骸が南太平洋の予定されていた安全な海域に落下しました。この無人海域は、国際的に指定された低軌道航空機の落下エリアです。
「天舟2号」は2021年5月29日に打ち上げられ、宇宙で300日以上飛行しました。その帰還は、ある2つの出来事の前兆とも言えます。それは、有人宇宙船「神舟13号」の帰還と、貨物船「天舟4号」の打ち上げです。
北京飛行コントロールセンターで「天舟2号」の任務を担当する姜萍氏によりますと、中国宇宙ステーションに宇宙飛行士が滞在する期間は6カ月とされていて、半年ごとに交代が行われ、それに伴う物資の補給が実施されます。そのため、貨物船は有人宇宙船よりも早めに打ち上げられ、帰還時は有人宇宙船より早く宇宙ステーションから離れ、廃棄物やゴミなどを搭載して地球に戻ってくるということです。
「天舟2号」の設計寿命は2年で、その帰還によって、次に打ち上げられる物資補給用の貨物船「天舟4号」に、コアモジュール「天和」とのドッキング用の接続口を譲る形になります。
中国の宇宙ステーション「天宮」のコアモジュールである「天和」には、航空機とのドッキング用の接続口が5つあります。いま、「天和」には有人宇宙船「神舟13号」と貨物船「天舟3号」が接続され、「天舟4号」の到来を待っています。(提供/CRI)
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