教科書検定での言葉のすり替えは日本の常套手段=外交部

CRI online    2022年3月31日(木) 9時40分

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中国外交部の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で「日本は教科書検定で、言葉をすり替え、史実をあいまいにすることで、歴史的な罪をごまかし、責任逃れをしようとしている」と述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で「日本は教科書検定で、言葉をすり替え、史実をあいまいにすることで、歴史的な罪をごまかし、責任逃れをしようとしている。これは、日本側が自らの侵略の歴史を否定し、歪曲するための常套手段だ」と述べました。

報道によりますと、日本文部省は29日、「慰安婦」や労働者の強制連行といった歴史的事実を歪曲する表現や、釣魚島に関する日本側の一方的主張を宣伝する記述を含む高校教科書の検定を通過させました。

これに対し、汪報道官は「中国側は日本側のこの行為に断固反対し、日本側に厳正な申し入れを行った」と表明しました。

汪報道官は「『慰安婦』の強制連行、労働者の強制連行は、日本軍国主義が対外侵略・拡張期間中に犯した重大な反人道的犯罪である。これは国際的に認められた歴史的事実であり、確証があり、改ざんは許されない」と述べました。

また、「釣魚島とその付属島嶼は古くから中国固有の領土であり、中国側に主権があることは争う余地もない。日本側が教科書でどのような手を使おうと、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできない。中国の領土主権を損なおうとするいかなる言動も無駄だ」と強調しました。(提供/CRI

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