王毅部長がパキスタンのクレーシ外相と会談

CRI online    2022年3月31日(木) 9時40分

拡大

王毅国務委員兼外交部長は30日、安徽省屯渓で開催される第3回アフガニスタン隣国外相会議出席のため訪中したパキスタンのクレーシ外相と会談しました。

王毅国務委員兼外交部長は30日、安徽省屯渓で開催される第3回アフガニスタン隣国外相会議出席のため訪中したパキスタンのクレーシ外相と会談しました。

王部長は「国際情勢がどのように変化しようとも、中国は引き続きパキスタンの両国関係を戦略的な見地と長期的な観点から捉え、推進していく。中国は今後もパキスタンにとって最も信頼できるパートナーであり、最強の後ろ盾になっていく」と述べました。

クレーシ外相は、王部長のパキスタン訪問とイスラム協力機構外相会議出席の成功に祝意を伝え、「イスラム諸国は中国の出席を高く評価し、中国との関係強化を一致して歓迎する」と表明した上で、「パキスタンと中国はこれまで苦難を共にし、一度も互いを失望させることはなかった。両国の全面的戦略パートナーシップの堅持は、常にパキスタンの確固たる信念である」と語りました。

また、双方は中国・パキスタン経済回廊の質の高い発展を引き続き推進することで合意し、クレーシ外相はパキスタンにおける中国の機関および関係者の安全を全力で保障すると表明しました。

さらに、双方はウクライナ問題について意見を交換しました。クレーシ外相は、「パキスタンとイスラム協力機構は、危機の拡大によって発展途上国にもたらされる多くの課題について深く憂慮しており、国際法と国連憲章の主旨と原則を尊重し、外交手段による紛争解決を提唱している。パキスタンはイスラム協力機構の議長国として、中国と協力して、共に声をあげていきたい」と述べました。

王部長は「現在の情勢では、特にウクライナ危機の拡大によるマイナスの影響を警戒しなければならない。われわれは、アジア地域における冷戦思考のぶり返しや陣営対決の再燃を許してはならず、この地域の中小国が大国間の駆け引きの道具になったり、犠牲になったりすることを許してはならない。中国はパキスタンと周辺諸国とともに、地域と世界の平和と安定のために建設的な役割を果たし、アジア地域に貢献していきたい」と述べました。(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携