Record China 2022年3月30日(水) 11時50分
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サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選の最終戦で、日本が最下位のベトナムと引き分けたことに、中国のネットユーザーから驚きの声が上がっている。
29日に埼玉スタジアムで行われた試合は、19分にベトナムがコーナーキックからグエン・タイン・ビンがヘディングで押し込み先制する。すでにW杯本大会出場が決まっているとはいえ、首位通過をすれば本大会で有利な組分けになる可能性もあるため勝利が欲しい日本はここから怒涛(どとう)の反撃を開始するが、前半はなかなかチャンスを作ることができずそのまま終了した。
後半開始から伊東純也を投入し、システムを変更した日本は徐々に良い形を作り出し、54分に原口元気のミドルシュートのこぼれ球を吉田麻也が押し込んで同点に追いつく。日本はその後、途中出場の田中碧がネットを揺らすもビデオアシスタントレフェリー(VAR)で直前に南野拓実にハンドがあったとしてノーゴールに。相手ゴール前の競り合いから絶好の位置にこぼれたボールも吉田が決めきれず、終盤に上田綺世が再びゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。結局、最後まで勝ち越しゴールは奪えず、1-1の引き分けに終わった。
この結果に、中国のネットユーザーからは「うそでしょ?」「日本はメンツを気にしないのか?」「アジア最強は(日本だと思っていたが)どこか分からなくなってきた」「実はベトナム強かったとか?」など驚きの声が上がったほか、失点シーンについて「日本はどうして(コーナーキックの守備で)ゴールポスト脇に人が立ってないの?。中国ではアマチュアでも知っていることなのに」と指摘する声も出た。
一方で、日本が前回の試合から9人を入れ替え、控え中心のメンバーだったことを挙げ、「日本はトップの選手が出場していないから」「日本代表は2~3軍だからだよ」などとファローする声や、「中国代表はどうなんだ?」「中国はベトナムに負けているけどね」「ベトナムの唯一の勝利は中国から」「東アジアの国には強いベトナム」など、ベトナムにも一定の実力があるとの声も寄せられている。
グループBのこのほかの試合では、サウジアラビアがオーストラリアに1-0で、オマーンが中国に2-0でそれぞれ勝利した。この結果、サウジアラビアが日本を抜いて首位通過を決め、日本は2位。3位のオーストラリアはプレーオフに回ることになった。以下、4位オマーン、5位中国、6位ベトナムとなった。(翻訳・編集/北田)
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