CRI online 2022年3月25日(金) 10時40分
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360政企安全グループは22日午後に発表した技術報告で、米国家安全保障局が中国国内のターゲットを対象にサイバー攻撃を行う代表的な武器「Quantum」の技術特徴の分析を示しました。
全世界のネットユーザーは、いつでもどこにいても、米国からのサイバー攻撃を受ける危険があります。360政企安全グループ(360 Alpha Lab)は22日午後に発表した技術報告で、米国通信情報機関である米国家安全保障局(NSA)が中国国内のターゲットを対象にサイバー攻撃を行う代表的な武器「Quantum(カウンタム/量子)」の技術特徴の分析を示しました。
360政企安全グループは以前にも、NSAが同盟国をも含む全世界を盗聴やサイバー侵入の対象にしていた攻撃活動を暴露しました。中国が攻撃の重点目標であることも判明しました。今回の技術報告によれば、NSAは量子技術を用いてフェイスブック、ツイッター、ユーチューブ、アマゾンなどの米国サイトにアクセスする世界各地のネットユーザーにサイバー攻撃を行うことができます。中国の「QQ」などのソーシャルメディアも攻撃対象とのことです。
360政企安全グループのセキュリティ部門の高級技術者である辺亮氏は同件について、「カウンタムはNSAが国家レベルで開発した、インターネットの情報のやりとりを対象とする最先端の攻撃技術で、通信操作や盗聴、情報盗取など一連の複雑なサイバー攻撃を実施できる」と説明しました。
攻撃プラットフォーム「カウンタム」はNSAの最大かつ最強のサイバー攻撃道具で、2005年に使用が始まったとみられています。「カウンタム」には「Quantum」で始まる言葉で命名された複数のサブプログラムが含まれます。360政企安全グループは現在までに9種類の攻撃モジュールを発見したとのことです。(提供/CRI)
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