Record China 2022年3月16日(水) 17時20分
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15日、観察者網は、林芳正外相が国連の安全保障理事会について日本の常任理事国入りを含めた改革を目指す意向を示したことを報じた。
2022年3月15日、観察者網は、林芳正外相が国連の安全保障理事会について日本の常任理事国入りを含めた改革を目指す意向を示したことを報じた。
記事は、国連安保理で先日、ウクライナに侵攻したロシアに即時撤退を求める決議がロシアの拒否権によって否決されたことについて、林外相が15日に「国際社会の平和と安全の維持に大きな責任を持つ安保理の常任理事国であるロシアの暴挙は、新たな国際秩序の枠組みの必要性を示している」と語るとともに、各国の利益が複雑に絡み合う難しい状況ながらも、多くの国と協力して日本の常任理事国入りを含む安保理改革の実現に向けて最大限努力したいと述べたことを伝えた。
また、林外相の発言に先立ち、岸田文雄首相も14日の参議院予算委員会で「新たな国際秩序の枠組みの必要性」に言明し、同じように国連改革を求めているフランスなどとともに、改革に向けて引き続き努力する考えを示していたと紹介している。
これについて、中国のネットユーザーは「第2次世界大戦の策源地であり敗戦国でもあるのに、どの面下げて言っているのか」「5カ国の常任理事国は第2次世界大戦中に全部日本の敵だったということを知らないのか」「そもそも何で国連ができたかを忘れているのではないか」「米国は大いに賛同した上で、拒否権を発動するだろうな」「米国に代わって常任理事国入りするというなら、百歩譲ってまあ許そう」「日本はまだ夢から覚めていないようだ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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