Record China 2022年3月15日(火) 19時20分
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コンビニエンスストア大手セブン-イレブンの北京市内の店舗でのずさんな衛生管理の状況が報じられた。
北京広播電視台の微博(ウェイボー)アカウントは「消費者権利保護デー」に当たる3月15日、記者がセブン-イレブン亮馬橋店に従業員として潜入取材した映像を公開した。映像は今年1月に撮影されたものだといい、「おでん」の具材がごみ箱の上に置かれている様子や、客に提供する飲料カップのふたのそばにゴキブリ捕獲用のシートが置かれている様子が映っている。
また、中国のセブン-イレブンでは温かい料理も販売されているが、料理を入れるタッパーが汚れていたため記者が「洗いますか?」と聞いたところ、従業員が「忙しいからそのまま使えばいい」と答える様子や、盛り付け用のお玉と調理用の包丁などがまとめて不衛生なバケツの中に入れられていることについて、記者が「これも洗わないのですか?」と尋ねると従業員が「私一人じゃできないのよ」と応じる様子も映っている。
このほかにも、ご飯を入れた桶はふたもせずに棚の中に無造作に入れている様子や、おでんの汁が入った容器もふたなしで足元に置かれている様子、陳列してから13日で下げなければならないはずの温かい飲み物が17日を過ぎても棚に残っている上、ラベルを張り替えて販売を続ける様子も確認された。同アカウントは「こんなコンビニで買い物をする勇気がまだありますか?」と問い掛けている。
この投稿にはすでに8万超の「いいね」が付いており、微博では「記者が潜入したセブン-イレブン、バックヤードのキッチンのひどい状況が暴露される」がトレンド1位に。ネットユーザーからは「え。この店よく行くんだけど」「汚すぎるでしょ」「マジか。今セブン-イレブンの総菜食べてるんだけど(写真付き)」「買ってきたばかりの手元のおでんが急にまずそうに見えてきた」といった声が上がる一方で、「あらゆる店のバックヤードはこれと同じくらい汚い」「見るな。見ちゃったら自宅以外で食事なんてできなくなる」「一番恐ろしいのは、セブン-イレブンはこれでもコンビニの中では一番清潔だということ」といった声も。
このほか、「私が働いていた店舗はこんなじゃなかった。少なくとも私がいた1年間は良心的だった」と同店が例外だと訴えるユーザーや、「中国にはこれほどたくさんの部門があるのに誰も管理しないのか?いつも事が起きてから対処するだけじゃないか」と不満を漏らすユーザーも見られた。(翻訳・編集/北田)
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