台湾の女優バービィー・スー（徐熙媛）が、韓国の音楽ユニット「CLON」のク・ジュンヨプとの結婚を発表。台湾メディアでは、これまでに韓国人男性と国際結婚した女性芸能人の顔ぶれを報じている。

昨年11月、中国の実業家男性との離婚を発表したばかりバービィー・スーが8日、SNSでク・ジュンヨプとの結婚を発表。過去に交際していた2人だが、1998年当時、台湾でも大人気だった「CLON」が、女性歌手のコンサートにゲスト出演したのが出会いのきっかけだった。昨年、バービィー・スーの離婚を知ったク・ジュンヨプがずっと残していた携帯番号に電話してみたところ、思いがけずバービィー・スーとつながったことで、24年越しで結婚に至ることとなり、まるでドラマのような展開が世間を驚かせている。

台湾の女性芸能人では、歌手のヴァレン・スー（許茹芸）が2013年、過去に大手芸能事務所・SMエンターテイメントの経営に加わっていた男性と結婚。男性側が熱心にアプローチし、当時は交際半年足らずでの結婚が話題に。結婚後のヴァレン・スーは韓国で生活しており、文化の違いを夫婦が理解し合い、円満な家庭生活を築いていると語っている。

女優のティエンシン（天心）は16年、韓国人カメラマンと結婚。ティエンシンは結婚後も台湾を拠点にしており、新型コロナの影響で夫婦が1年近く会えない時もあったと明かしている。バービィー・スーとも親交が深く、結婚を聞いてすぐにメッセージを送ったことをSNSで明かし、「仲間入りをうれしく思う」と祝福している。

中国の女優タン・ウェイ（湯唯）は、韓国の俳優ヒョンビンと共演した12年の映画「レイトオータム」のキム・テヨン監督と交際に発展し、14年に結婚。ずっと韓国を拠点にしていたが、昨年は中国での仕事が多くなり、5歳の娘を連れて中国へ戻っているのが分かったため、今年に入ってから離婚危機も報じられた。しかし先月のバレンタインデーには、SNSで家族3人の写真を公開。離婚のうわさを暗に否定している。（Mathilda）