韓国教授、日本代表ユニホームの「旭日旗」削除求め、FIFAとW杯出場32カ国に手紙を送る―韓国メディア

Record China    2014年6月2日(月) 14時12分

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2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の徐敬徳教授は、FIFAのブラッター会長とW杯に出場する32カ国のサッカー協会会長、アディダス社に宛て、日本代表のユニホームから「旭日旗」のマークを削除するよう求める手紙を送った。写真は日本代表の横断幕。

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2014年6月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長とワールドカップ(W杯)に出場する32カ国のサッカー協会会長、およびW杯のユニホームのデザインを手がけたアディダス社に宛て、日本代表のユニホームから軍国主義の象徴である「旭日旗」のマークを削除するよう求める手紙を送った。

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報道によると、徐教授は5月28日付の米ニューヨーク・タイムズ紙に、W杯の日本代表ユニホームに「戦犯旗」である旭日旗が記されていることを非難する広告を掲載していた。徐教授はこの広告と旭日旗の由来について記した資料を、手紙に同封したという。教授は、「FIFAは、選手やチームが政治的な主張を行うことを禁止すると規定している。ユニホーム上に旭日旗のマークなど、絶対にあってはならない。FIFAに旭日旗の正確な意味を理解させるべきである」としている。

今年3月初めに、FIFAが公式ウェブサイトでW杯出場32カ国のユニホームの発売を開始すると、韓国ネットユーザーらから日本代表のユニホームが旭日旗を模したものではないかとの批判の声が高まった。FIFAはこれに対して、ウェブサイトの文言を一部修正するなどしたが、徐教授は「それでは問題解決にならない。誤ったデザインは多くの人を傷つけた」としている。

教授は今年3月から、世界各地での「旭日旗マーク」の使用事例を収集し、関係機関に使用を中止するよう求める活動を行っている。また、「多くの西欧の国々は旭日旗の意味を理解していない」とし、「多くの人に旭日旗の真の意味を理解してもらうため」に、フェイスブックに広告を掲載する予定だという。(翻訳・編集/北田

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