人民網日本語版 2022年2月28日(月) 10時0分
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中国はこのほど、関連データを発表し、2022年1月の経済情勢に関して報告した。
▷外資導入額
今年1月には中国の実行ベース外資導入額が前年同期比11.6%増の1022億8000万元(1元は約18.2円)に達し、増加率は前年同期の3倍近かった。米ドル建てで計算すると増加率は17.6%になる。
業界別の外資導入状況を見ると、サービス業が引き続き外資の対中投資のホット分野だ。公式データによれば、1月の中国サービス業の実行ベース外資導入額は同12.2%増の823億元だった。そのうちハイテク産業は同26.1%増で、うちハイテク製造業は同32%増、ハイテクサービス業は同24.6%増だった。
地域別の状況を見ると、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効といった好材料に後押しされる形で、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国とASEAN諸国の対中投資が急速に増加し、沿線国は同28.4%増、ASEANは同29.1%増だった。
▷対「一帯一路」沿線国投資の状況
22年1月、中国企業が「一帯一路」沿線の52カ国に対して行った非金融分野の投資は前年同期比9.9%増の119億5000万元(1元は約18.25円、米ドル換算では同11.9%増の18億8000万ドル、1ドルは約115.2円)に上り、同期の投資総額に占める割合は同0.6ポイント上昇の20.5%になった。主な投資先はシンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)、マレーシア、ベトナム、インドネシア、ラオス、カンボジア、パキスタン、タイ、エジプトなど。
対外請負プロジェクトを見ると、中国企業が「一帯一路」沿線60カ国で新たに契約した請負プロジェクトは295件に上り、新規契約額は同27.5%増の574億8000万元(ドル換算で同29.9%増の90億4000万ドル)となり、同期の対外請負工事新規契約額全体に占める割合は60.1%だった。完成工事高は同15.7%減の282億3000万元となり、同期の完成工事高全体の53.7%を占めた。
▷CPI
2022年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同期で0.9%上昇した。このうち都市部は1.1%上昇、農村部は0.4%上昇、食品価格は3.8%低下、非食品価格は2.0%上昇、消費財価格は0.4%上昇、サービス価格は1.7%上昇だった。
1月のCPIは前月比0.4%上昇した。このうち都市部は0.5%上昇、農村部は0.3%上昇、食品価格は1.4%上昇、非食品価格は0.2%上昇、消費財価格は0.5%上昇、サービス価格は0.3%上昇だった。
▷PPI
2022年1月には、全国の生産者物価指数(PPI)は前年同期比で9.1%上昇し、前月比で0.2%低下した。鉱工業生産指数(IPI)は前年同期比12.1%上昇、前月比0.4%低下だった。(提供/人民網日本語版・編集/JS)
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