2014年5月31日、ニューヨークタイムズ中国語電子版は記事「中国共産党中央政治局、ウイグル族の生活レベル改善を約束」を掲載した。

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先日、中国共産党はウイグル族の雇用と教育を向上させる方針を打ち出した。死者43人を出した新疆ウイグル自治区ウルムチ市の自爆事件を受けてのもので、暴力的な独立運動を押さえ込むには生活水準の向上が必要だと判断したものだと見られる。

新疆ウイグル自治区は約2200万人の人口を擁しているが、そのうち約40％がウイグル族。資源開発などを柱に経済成長が進む同地区だが、主要な仕事は漢民族が独占しウイグル族との格差が目立つ。中国共産党も武力だけでは不満を抑えきれないと判断、経済対策で治安改善につなげる方針だ。（翻訳・編集/KT）