アジアで航空会社の状況が劇的に変化、大韓航空が新たな巨頭に―米メディア

Record Korea    2022年2月25日(金) 5時20分

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中国国営新華社通信系の参考消息によると、米アビエーション・ウイークは14日、アジアで航空会社の状況が劇的に変化し、大韓航空が新たな巨頭になると報じた。

中国国営新華社通信系の参考消息によると、米アビエーション・ウイークは14日、アジアで航空会社の状況が劇的に変化し、大韓航空が新たな巨頭になると報じた。以下はその要約。

シンガポール・エアショーが今週開幕した。前回開催時と比べて、アジア全体で航空会社の状況が劇的に変化している。主要な航空会社は、国境がゆっくりと再開するにつれて事業を拡大する努力のほかに、再編し、新しいパートナーシップを形成し、合併している。

最も重要なのは、大韓航空がソウルを拠点とするアシアナ航空との合併を計画していることだ。合併には複数の規制当局からの承認が必要で、大韓航空はすでにマレーシア、トルコ、ベトナムから認可を受けている。オーストラリア、日本、欧州連合(EU)、英国米国そして韓国の公正取引委員会もまた、青信号を出さなければならない。シンガポールは今月承認した。

合併後の大韓航空は、米デルタ航空との提携により、アジアおよび世界の新たな巨頭になる。大韓航空はパンデミックの間、貨物への転換のおかげで利益を維持することができた。

一方で、他のアジアの航空会社の運命は決まっていない。

ガルーダ・インドネシア航空は2023年にリストラを完了することを目指しており、新たな航空会社はより小規模で、国内線により重点を置く。地域全体の主要な航空会社に見られるパターンだ。

ガルーダはシンガポール航空と新たな商業パートナーシップを結び、観光マーケティングや貨物、航空機のメンテナンス・修理・オーバーホール(MRO)で協力する。

フルサービスキャリア(FSC)とローコストキャリア(LCC)を含むこの地域のほぼすべての航空会社は、航空機のリース期間の再交渉を模索しており、航空会社が機体を更新するための交渉を開始する準備ができた時に広範囲にわたる影響を及ぼす。

新しいパートナーシップとリストラから、イノベーションや新たな都市ペアリング、スタートアップが生まれる。今年のシンガポール・エアショーでは商業活動が抑制されているが、24年のエアショーでは新しい名前と新しい取引が見られるかもしれない。(翻訳・編集/柳川)

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