20日に行われた北京冬季五輪フィギュアスケートのエキシビションで、ロシアの女子選手が羽生結弦にハイタッチを求めるシーンが中国のネット上で話題になっている。

エキシビションでの共演を終えた選手らがリンク上で言葉を交わす中、ロシア五輪委員会のアイスダンスペアの女子選手エフゲーニヤ・タラソワが羽生に滑り寄り、手を挙げてハイタッチを求めた。ところが羽生はそれに気付かずリンクサイドの方に視線を送る。タラソワは羽生の視界に入ろうと追いかけるように回り込み、最後には腕をポンポンとたたいて気付かせ、“念願”のハイタッチを達成。応じた羽生も満面の笑みを見せた。

この様子を微博（ウェイボー）に投稿したブロガーは「みんな羽生くんが好き！」とつづっており、ネットユーザーからは「かわいいわ～」「なんて甘いんだ！」「羽生くんの笑顔に心がとろけそう」「彼を嫌いになれる人なんていないよ」「また素晴らしい光景が見られた」「ユヅが笑うと雪も氷も溶けちゃう」「彼は本当に人から好かれる。本当に世界から寵愛を受けている」といったコメントが寄せられている。

羽生は今大会男子シングルで4位となり3連覇はならず、4回転アクセル（4A）も成功とはならなかったが、14日に行った会見での礼儀正しさに称賛の声が集まるなど、大会を通してその一挙手一投足が大きな注目を集めた。（翻訳・編集/北田）