Record China 2022年2月21日(月) 18時20分
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20日、中国の俳優・歌手の李玉剛さんがフィギュアスケートの羽生結弦に捧げる歌を発表し、注目を集めた。写真は会場外で羽生を応援する中国のファンたち。
中国の俳優・歌手の李玉剛(リー・ユーガン)さんがフィギュアスケート男子の羽生結弦に捧げる歌を発表し、注目を集めた。
李さんは20日、羽生に捧げる自作曲「羽生」の映像を公開するとともに、制作に至った自らの心情について綴っている。ある時に李さんが仕事中、テレビから解説者の詩的な表現が耳に入ってきたため、思わず画面を見ると「オリエンタルな少年」が氷上で忘れられないほど美しく舞うのが目に飛び込んできたと羽生との「馴れ初め」を明かした。しかし、それが「羽生結弦」という人物だというのを知るのは後になってのことだったという。
そして、羽生の氷上でのパフォーマンスやその勇姿、そしてテレビ解説者の中国らしい詩的な表現から「本当のスポーツマンシップとは何かを感じ取った。山や海を、そして国を超越し、探求することを止めない姿勢から、愛と平和を表現していた」「素朴で真摯(しんし)な愛は、すべてを融かすのだ」と李さんはつづっている。
その上で「心を込めて『羽生』という名の歌を作った。この世のすべての美しい人、努力し奮闘するすべての人への賛美、そして殻を破り羽を得て生きようとする万事万物への賛美だ」とした。
「羽生」と題した曲は2分40秒で、「羽落、生生不息、結満、思念的弦」(次々と羽が舞い落ち、思いの弦が満ちる)と「羽生結弦」の名前を盛り込んだ歌詞から始まり、羽生の演技を形容する名調子として有名になった中国中央テレビ(CCTV)解説者の「容姿は玉のごとく、姿は松のごとく、優雅さはオオハクチョウが驚くがごとく、美しさは龍が泳ぐがごとし」というフレーズも採用している。
李さんが作った「羽生」について、中国語のネットユーザーは「羽生さん本人にも知ってもらいたい。彼に届きますように」「日本の記者がビンドゥンドゥンを推し、中国のアーティストが日本のアスリートのために創作をする。和諧と友好のお手本だよ」「羽生は永遠の氷上の王子だ」といったコメントを残している。
一方で、曲や詞自体に対しては「あまり良くない」など、思いがけず辛口な意見も多く見られたが、これに対しては「曲としては良くないけれど、その心意気は素晴らしいと思うよ」とフォローするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻)
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