2014年5月30日、米経済誌フォーブスが発表した「世界で最もパワフルな女性100人」ランキングで、中国の女優ヤオ・チェン（姚晨）が中華圏タレントで唯一ランク入りした。捜狐が伝えた。

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フォーブス誌がこのほど、2014年度版の「世界で最もパワフルな女性100人」ランキングを発表。1位に選ばれたのは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相だった。欧州連合（EU）の根幹としての影響力を認められたもので、彼女が1位になるのはこれで連続9回目。他を圧倒的する「パワフルな女性」だ。

2位は米連邦準備制度理事会（FRB）議長のジャネット・イエレン。3位はビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団議長のメリンダ・ゲイツ。さらに、ヒラリー・クリントン前米国務長官は6位、ミシェル・オバマ米大統領夫人は8位だった。

エンタメ界からは、米テレビ司会者でプロデューサーのオプラ・ウィンフリーが14位で最高位に。続いて、女性歌手ビヨンセが17位、コロンビアの女優ソフィア・ベルガラが32位、女優アンジェリーナ・ジョリーが50位だった。

中国の女優ヤオ・チェンは83位で、中華圏タレントで唯一のランク入りを果たした。ヤオ・チェンはその演技力だけでなく、知的で温和なイメージでも高い人気を誇る。「ブログ女王」としても有名で、中国版ツイッターのフォロワー数は約7000万人。トップの座をキープし続けている。

中華圏からランク入りしたのは、世界保健機関（WHO）事務局長で香港衛生署長のマーガレット・チャン、ファーウェイ（華為）・テクノロジーズ会長のスン・ヤーファン（孫亜芳）、習近平（シー・ジンピン）国家主席夫人の彭麗媛（ポン・リーユエン）ら計11人となっている。（翻訳・編集/Mathilda）