2022年2月4日、人民日報の微博アカウントは、女子サッカーアジアカップの準決勝で中国が日本をPK戦の末に破って決勝進出を決めたことを報じた。

インドで3日に行われた準決勝で、中国は前半で日本に先制を許したものの後半追いつき、1-1で迎えた延長前半にも再びリードを奪われるも終了間際に再度追いついてPK戦に持ち込んだ。そしてPK戦では互いに1本目を外して3−3で迎えた5本目で、先攻日本のシュートはGKに阻まれたのに対し、中国はしっかりと決めて4−3で勝利し決勝進出を決めた。

男子がベトナムに敗れてカタール・ワールドカップ出場の望みが絶たれた直後の女子代表の活躍とあって、中国のネット上でも注目がひときわ高まっているようだ。微博の検索ワードランキングでは「中国女子がPKで日本を破った」が200万回を大きく超えるアクセス件数で2位に入り、さらにアクセス数が増加している。

この戦いについて、中国のネットユーザーは「どうして男子の試合は中継して、女子の試合は中継しなかったのか」「中国の女性は強い！」「男子の給料を女子に与えよ。彼女たちこそ中国代表だ」「北京五輪の開幕に華を添えた」など、中国女子代表に対する称賛、男子代表に対する皮肉が入り混じったコメントを残したほか、この試合の生中継がなかったことに対する不満も多く見られた。（翻訳・編集/川尻）