マスクしてなかった外国人、ロボットに注意される―北京五輪

Record China    2022年2月2日(水) 22時40分

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31日、観察者網は、北京五輪の会場でロボットがマスク未装着の外国人に注意する一幕があったと報じた。

2022年1月31日、観察者網は、北京五輪の会場でロボットがマスク未装着の外国人に注意する一幕があったと報じた。

記事は、カナダの放送局CBCスポーツチャンネルが22日に発表した動画の中で、北京五輪会場を巡回しているロボットが、マスクをしていない外国人を発見すると動きを止め「マスクをしてください」と音声で注意したと紹介。この外国人が驚きながらマスクを装着すると、ロボットは「ありがとうございます」と言いながら立ち去ったと伝えた。

その上で、紹介された動画の一幕は北京五輪の厳しい新型コロナ感染予防対策の「氷山の一角」に過ぎないとし、五輪関係者が試合会場、プレスセンターなどの報道施設、指定のホテルや車両といった「クローズドループ」の環境に完全に閉じ込められ、関連する建物の周りは鉄柵で囲まれて外部からの出入りができなくなっていると説明。いわゆる「バブル」方式の措置であり、日本のメディア記者からは「穴の空いたバブル」とやゆされた東京五輪の状況とは異なり、「北京五輪こそ本当のバブルだ」との評価も聞かれたと伝えている。

そして、厳しい感染防止措置の維持に貢献しているのはボランティアや会場の職員だけではなく、至る所に設置されている各種のスマート設備もであると指摘。大会の公式ホテルではロボットがスタッフの代わりに食事を運び、メディアセンターのレストランでは調理から配膳、運搬までがすべてロボットによって自動化されており、他人との接触機会が100%低減されているのだと伝えた。

記事は、世界の五輪関係者が続々と「クローズドループ」の中に入るにつれて、ますます多くの人がSNS上で北京五輪の感染防止を支えるロボットたちを話題にしているとした。(翻訳・編集/川尻

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