中国は墜落した米F-35を回収するのか?外交部「興味なし」

Record China    2022年1月28日(金) 13時20分

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27日、中国メディアの観察者網は、南シナ海に墜落した米軍F-35戦闘機の回収について、中国外交部の報道官が「興味ない」とコメントしたことを報じた。

2022年1月27日、中国メディアの観察者網は、南シナ海に墜落した米軍F-35戦闘機の回収について、中国外交部の報道官が「興味ない」とコメントしたことを報じた。

米海軍のF-35Cステルス戦闘機が24日、南シナ海で空母カール・ビンソンへの着艦に失敗して海に墜落し、7人が負傷した。事故が南シナ海で発生したことから、中国が機体の回収や調査に乗り出す可能性があるとの見方が専門家から出ている。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は27日の同部定例記者会見で記者からこの件について質問を受け、「関連報道に注目するとともに、米軍が南シナ海で起こした最初の事故ではないことも知っている。前に潜水艦が山に衝突し、今回は空母艦載機が事故を起こして南シナ海に落ちた。われわれは彼らの飛行機に興味を持っていない。関係国において、当該地域で武力を誇示するのではなく、地域の平和と安定に利することを多く実行するよう忠告する」とコメントした。

南シナ海では昨年10月、米海軍原子力潜水艦コネティカットが潜航中に「未確認の物体」に衝突する事故が発生、その後衝突したのが未知の海山だったことが明らかにされた。(翻訳・編集/川尻

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