香港食物環境衛生署の食品安全センターは24日、韓国の忠清北道鎮川郡と京畿道華城市で高病原性H5N1型鳥インフルエンザが相次いで確認されたことを受け、同地域からの鶏肉や卵などの製品の輸入を一時停止するよう関係各所に指示を出したことを発表した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

食品安全センターの担当者は「当センターはすでに韓国当局と連絡を取っている。国際獣疫事務局（OIE）や関係当局からの鳥インフルエンザの情報を引き続き注視し、現地での感染状況に応じて適切な措置を取っていく」と表明した。

香港政府の資料によると、香港は昨年1～9月に韓国から冷蔵鶏肉およそ10キロと卵28万個を輸入していた。（翻訳・編集/北田）