anomado 2022年1月25日(火) 19時50分
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話題の中国ドラマ「今生有你」では、香港の俳優ウォレス・チョンが声優によるアテレコではなく、自らの声で演じることを本人が望んだと、作品のプロデューサーが明かしている。
話題の中国ドラマ「今生有你」では、香港の俳優ウォレス・チョン(鐘漢良)が声優によるアテレコではなく、自らの声で演じることを本人が望んだと、作品のプロデューサーが明かしている。
今月18日から中央電視台(CCTV)でオンエア、動画配信サービス・優酷(Youku)での配信をスタートした「今生有你」は、ウォレス・チョンと中国の女優リー・シャオラン(李小冉)が主演のラブロマンス。心臓外科医の男性と、かつての恋人で心臓病の息子を抱えるシングルマザーの女性が再会し、少しずつ歩み寄り愛を育むストーリー。40代後半の2人が演じる“中年ラブストーリー”と話題を集め、ドラマ・映画の情報サイト・豆瓣(douban)では10点のうち8.4点と高い評価を得ている。
このドラマでは、ウォレス・チョンの生声が聞けるという点も視聴者を引き付けている。通常、中国ドラマでは香港や台湾など中国大陸出身者以外の俳優には、声優によるアテレコを行うが、これはそれぞれに独特のなまりや、感嘆詞の違いなどがあるため。しかし、同作プロデューサーのドゥン・チー(敦淇)氏によると、ウォレス・チョン自身が生声を提案したとのこと。制作側で反対の声も多かったものの最終的に意見が通り、「声と表情の融合性、アテレコでは表現できない感情、全ての点でリアルな効果が生まれた」と、結果的に満足できるものだったことを語っている。
ウォレス・チョンとリー・シャオランは2010年のドラマ「来不及説我愛你」でも共演しているが、同年には「宮廷女官 若曦 (ジャクギ) 」や「裸婚時代」といったヒット作が生まれ、話題をさらっている。12年を経て再びタッグを組んだ「今生有你」は、ネット上で「遅れて来たアフターサービス」との声も上がっている。(Mathilda)
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